オワリ(Oware)

環状につながる12穴の盤です。

盤面へ:オワリ(Oware)
オワリの盤面と初期配置
オワリ(Oware)の盤面 · Ply Yard

ゲーム紹介:オワリ(Oware)

オワリはKalahのストアで終える追加手番を使いません。最後の種子が相手の穴を2個または3個にしたとき、逆方向へたどって捕獲します。相手への供給義務と、相手側の全種子を取る捕獲の取消しによって結果が変わるため、見かけの捕獲数だけで着手を評価してはいけません。

対象とするルール
Abapa Oware。12穴・48個、相手側の2個・3個を連続捕獲
改訂日
· 編集方針と訂正

オワリ(Oware)のルールと適用範囲

12穴、48個で始めるAbapa版

盤は各側6穴、計12穴が環状につながっています。各穴に4個ずつ、合計48個の種子を配置します。手前が南側、向かいが北側で、本サイトでは南側が先手です。 捕獲した種子は盤外の得点として数えます。画面両端の容器はその得点を示すだけで、播種の際には種子を入れません。棋譜では南側の穴をa〜f、北側をA〜Fと記録します。

反時計回りに播種し、一周したら出発穴を飛ばす

自分の穴を一つ選び、その種子をすべて取り出して、反時計回りに次の穴から1個ずつ配ります。一部だけを取ることや、途中で別の穴を選び直すことはできません。配る先は12穴だけで、得点容器には入れません。 出発穴は手の開始時に空になります。種子が多く一周しても、その手の出発穴は飛ばします。Kalahのように、戻ってきた出発穴へ種子を配る処理は行いません。播種を終えると相手の手番になります。追加手番はありません。

相手側の2個・3個を逆順に捕獲する

最後の種子が相手側の穴へ入り、その穴がちょうど2個または3個になると、その穴の種子をすべて捕獲します。続いて相手側で播種と逆方向へたどり、2個または3個の穴が連続する間は捕獲を続けます。1個、4個以上の穴、または自分側の穴に達したら止めます。 この捕獲によって相手側の種子をすべて取り去る場合は、グランドスラムとして捕獲全体を取り消します。種子は1個も回収しませんが、その手の播種自体は合法なままです。Abapaには、Kalahのような自分の空の穴で対面の種子を取る規則も、ストアで終える追加手番もありません。

相手の列が空なら、可能な限り種子を供給する

相手の6穴がすべて空で、自分に相手側へ1個以上を配る合法手がある場合、そのような供給手を選ぶ義務があります。相手側へ配る方法がまったくない場合に限り、自分側だけでの播種を選べます。 捕獲した種子が24個を超えた側の勝ちです。双方が24個ずつなら引き分けとなります。合意による引き分けも可能で、オンライン対局では投了もできます。

最後の着地点と供給義務を確認して操作する

空の穴、相手側の穴、その局面で選べない穴は着手として受け付けられません。AI対局では南側の先手か北側の後手を選び、ヒント、待った、終局後の再生を利用できます。同一端末では交互に穴を選び、オンラインではホストが先に担当側を選びます。 着手前に、手番、自分の種子がある穴、最後の種子によって相手側に2個または3個ができるか、相手の列が空なら供給義務があるかを確認します。基本操作に慣れたら、オワリの戦術解説へ進みます。

実戦での判断

自分の穴から1個ずつ播種し、一周したときの出発穴の扱いを確認する

出発穴を飛ばす条件はKalahと異なり、ストアへ配る方式を流用しません。

例題の4個の穴を2個に変え、連続捕獲とグランドスラムを再計算する

捕獲経路の変化と、相手側の全種子を取り去るかを確認します。

相手の列が空の局面を振り返り、可能な供給手をすべて挙げる

合法な供給手がある場合、相手の列を空のままにする手を選べないと説明します。

間違えやすい考え方

最後の種子がストアへ入ると、Kalahと同じく追加手番を得られる。

Abapa OwareにはKalah式のストアへの播種も、その着地による追加手番もありません。

局面解説:4個の穴で連続捕獲は止まる

最後の種子が相手の穴へ入り、その穴が2個になりました。そこから播種と逆方向に隣接する相手の穴は、順に3個、4個です。相手の他の穴にも種子が残るため、全種子を取る捕獲の取消しには該当しません。

この手で何個を捕獲しますか?4個の穴も続けて回収しますか?

解答と考え方を開く

2個と3個の合計5個を捕獲し、4個の穴に達したところで止めます。4個の穴は回収しません。捕獲は逆順に穴ごとに判定し、相手の列を一括で取るものではありません。

2個・3個の条件だけでなく、全種子を取り去る捕獲の取消しと、相手の列が空のときの供給義務も確認します。まず着手の合法性を確定し、その後に最終的な得点を計算します。

これは学習用に設定した局面で、実戦棋譜やエンジン検証による最善手の証明ではありません。部分図は明記した条件に基づいて判断し、示されていない盤全体の事情を勝手に補わないでください。

段階別トレーニング

  1. ルールを理解する

    自分の穴から1個ずつ播種し、一周したときに出発穴を飛ばすか確認してください。

    確認の基準:出発穴の扱いがKalahと異なると説明し、ストアへの播種を流用しません。

  2. 候補を比較する

    例題の4個の穴を2個に変え、連続捕獲と全種子を取る場合の条件を再計算してください。

    確認の基準:捕獲経路の変化と、相手側の種子をすべて取り去るかを確認できます。

  3. 振り返って検証する

    相手の列が空の局面を振り返り、相手側へ種子を配る合法手をすべて列挙してください。

    確認の基準:供給できる場合に、相手の列を空のままにする手を意図的に選べないと説明できます。

よくある質問

どちらが先手ですか?

本サイトでは南側が先手です。AI対局で北側を選ぶと、AIが南側で最初の播種を行います。

播種で得点容器にも種子を入れますか?

入れません。Abapaの播種は12穴だけを使います。両端の容器は捕獲済みの種子の得点表示であり、播種先ではありません。

捕獲はどの条件で成立しますか?

最後の種子が相手の穴へ入り、その穴が2個または3個になった場合です。相手側を播種と逆方向にたどり、2個・3個の連続する穴を捕獲します。ただし、相手側の全種子を取り去る場合はグランドスラムとして捕獲全体を取り消し、1個も回収しません。

相手の6穴が空でも、自分側だけで播種できますか?

相手側へ種子を配る合法手があるなら、その供給手を選ばなければなりません。まったく供給できない場合に限り、自分側だけでの播種を選べます。

AbapaとKalahは同じルールですか?

違います。本サイトのAbapaは、12穴の播種、得点容器を使わない配り方、追加手番なし、相手側の2個・3個の連続捕獲、グランドスラムの取消し、種子の供給義務を採用します。他の播種ゲームの規則を混用しないでください。

例題では何個を捕獲し、4個の穴も回収しますか?

2個と3個の穴から合計5個を捕獲し、4個の穴で止めます。その穴は回収しません。相手の列を一括で取るのではなく、逆順に穴ごとに判定します。2個・3個の条件に加え、全種子を取る捕獲の取消しと、相手側が空のときの供給義務も確認します。

最後の種子が得点容器へ入れば、Kalahのように追加手番になりますか?

なりません。Abapa OwareにはKalah式のストアへの播種がなく、その着地による追加手番もありません。

ルールを確認したら、一局指してみましょう。

まずは小さな課題を一つ決め、勝敗よりもその確認を優先します。一手ずつの振り返りを次の学習につなげましょう。

対局を始める:オワリ(Oware)

ルールの出典と編集上の注記

  1. Ply Yardの現行オワリルール

    本稿が対象とする盤面の仕様と基本操作を確認する資料です。本サイトの説明を、すべての競技規則に共通する規定とは扱いません。

本稿は、対象の盤面のルール説明に、学習用の局面と練習を組み合わせたものです。基本ルール、版による違い、実戦上の助言を区別しています。ルールの説明は上記資料を参照していますが、教材がエンジンの全探索や専門棋士による認証を受けたという意味ではありません。

執筆:Ply Yard。氏名を明示した専門棋士による独立した校閲は未実施です。誤りを見つけた場合は、ゲーム名、規則の版、局面、参照条項を添えて次のアドレスへご連絡ください: contact@plyyard.com。

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